インフルエンザと風邪:正しい見分け方

まずインフルエンザと風邪の大きな違いはウイルスの性質です。
どちらも感染性のあるウイルスですが、インフルエンザウイルスは拡散するスピードが風邪ウイルスとは比べ物になりません。
拡散を防ぐためには早期の発見と対策がカギですので
まずはこの2つのウイルスの違いと見分け方をご紹介いたします。

・風邪ウイルス
風邪ウイルスはライノウイルス、アデノウイルス、コロナウイルス、RSウイルスなど、病原菌などさまざまな種類がありますが、そのどれも一度感染すると体内に抗体ができるため二度と感染しません。
・インフルエンザウイルス
一方インフルエンザウイルスはA型、B型、C型の三種類ですが、ウイルスが遺伝子配列を変えるため体内に作った抗体効きません。中でもA型は重症化しやすく、毎年はやる傾向にあります。

次に見分け方ですが風邪かインフルエンザかを見分けるには初期の病状、とくに以下の3点に注意を払うとよいでしょう。

・体温
風邪の場合は、まず微熱から徐々に体温が上がっていき36℃後半から37℃程度まで上がります。
一方、インフルエンザは37℃前後の熱がでるということはなく、いきなり38℃を超える熱がでます。

・症状
風邪の初期症状が微熱、くしゃみ、鼻水など軽い倦怠感を覚える程度であるのに対し、インフルエンザは寒気、頭痛、間接痛などひどい倦怠感に苛まれます。

・時期
風邪は年中かかる可能性があるのに対し、インフルエンザは冬だけですので、寒い時期に上記の症状が現れたらまずインフルエンザを疑ったほうがいいでしょう。

 

インフルエンザは早期発見が重要

インフルエンザは発症してから48時間以上経過すると治療薬の効果が薄れてしまうと言われています。インフルエンザはウイルスの潜伏期間が1~2日と短いため、早期に発見することが重症化を防ぐためには非常に重要です。

またインフルエンザウイルスは増殖のスピードが早く、仮に体内に1個のインフルエンザウイルスが入ったとすると8時間後には100個、16時間後には1万個、24時間後には100万個にまで増殖してしまいます。また感染力が一番強力な時期は、発症する1日前から発症後2~3日ごろです。
つまりインフルエンザの重症化や感染を防ぐには早期に発見することが最も重要であるといえます。