風邪 感染経路

風邪を引くのはなぜか(風邪の感染経路に関する意外な事実)

「咳をするときは手を口に当てなさい」
「咳をしている人のそばに行くと風邪がうつる」

みなさんも一度は聞いたことがありませんか?

これは風邪をひいている人が咳やくしゃみをした際に空中に飛び散ったウイルスから伝染する、つまり空気感染するというイメージが一般的(医師関係者の中にさえいまだに誤解されてる方もいます)であるからなわけですが、実は普通の風邪の感染経路は空気感染ではありません。
風邪をひいている人と単に同じ空間で過ごすだけではほとんど風邪はうつらないので、風邪をひいているひとのそばに行くと風邪をうつされる」というのは、実は風邪をひくこととは直接的には関係がないのです。
みなさんや周辺の方々の中でも、たとえば家族内に風邪をひいている人がいて、それが家族全員にうつったという経験をお持ちの方というのはあまりいらっしゃらないのではないでしょうか。

風邪がうつる原因は自分の手だった?!

では風邪はどのような感染経路をもってうつるのでしょうか。
それはすでにウイルスや菌に汚染されてしまっている場所に自分自身が触れてしまうことで引き起こされる、接触感染が原因です。
日常生活において、たとえば電車のつり革、ドアノブ、エスカレーターの手すり、パソコン、お金などに触れる機会は多々あると思いますが、それらの場所にウイルス感染者や保菌者が触れてしまうと、その場所は一気に汚染されてしまいます。
そうして汚染された場所に自分の手で触れてしまうことで知らないうちに自分自身が保菌者となってしまい、感染したその手で自分の目や耳や鼻を触れてしまうことで、ウイルスや菌が体内に侵入し、感染が引き起こされます
それが症状として現れたのが「かぜ」です。
私たちは普段無意識のうちに耳や鼻や口に手で触れるという動作をしていますので、常に感染のリスクにさらされているということ理解し、
風邪の感染経路が実は自分の手であったという事実を知ることは接触感染予防において日頃の予防にもつながります。